2008年 02月 13日

高齢猫の病気について

みーちゃんの血液検査の結果を記録しておこうと思います。

まず、みーちゃんの検査結果に異常が現れたのは、2006年8月。

赤血球の値が通常より高く、貧血を表しています。
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GPT、GOTの値も非常に高く、肝臓疾患の疑いがあるとのことでした。
この時、先生の診断は詳しい検査は麻酔をかければ出来るがどうするか、みーちゃんの場合、腎臓はかなり状態がいいので、肝臓が悪くても腎臓でカバー出来てる、食欲もあって元気ならば問題ないと言われました。

検査については、みーちゃんは麻酔で体力が消耗する恐れがあったので、しない方向に考えました。

この時の処置として、肝臓用のハーブのサプリメント、ヒルズの療法食への変更をすすめられました。

サプリメントは問題なく飲めましたが、ヒルズの療法食(L/D)はみーちゃんの口に合わず、なかなか食べてくれませんでした。

でもこの時は、心を鬼にして、一粒ずついつものご飯に混ぜていき、10粒くらいを混ぜても大丈夫になった頃でしょうか、ふと全部にしても大丈夫かもと思い、与えてみた所、みーちゃんは普通に食べてくれ、カリカリだけは療法食への変更ができました。

この頃、L/Dの缶詰も与えていましたが、こちらだけはどうしても口に馴染めなかったようなので、断念。

食事はカリカリはヒルズのL/D、とパウチタイプのキャラットを一日に大体一袋と言った感じで、アバウトに与えていました。


それから2006年12月の血液検査の結果。
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GPTはわずかに下がり、GOTは激減しており、療法食の効果が表れているようでした。

この時、ALPの数値が高くなっていて、先生からは脱水症状のようですね、と言われました。

そういえばよく水を飲んでいたと思います。
猫はあまり水を飲まないということで、みーちゃんはよく水を飲むから安心だと思っていた私は認識が甘かったと思います。脱水で苦しくて水を飲んでいたのですから。

先生の診断は、脱水症状はひどいものの、お水も自分で飲めているし、元気で食欲もあるなら心配ない。というものでした。


続けてよくない結果だった私は、先生にもっと詳しい検査を出来る所はないかときいてみました。

その頃みーちゃんの右腕の所にしこりのような塊を見つけていたのもあって、ガンかもしれないと思っていたこともあり、それも詳しく脂肪の塊か、ガンなのか知りたかったのでした。

先生は、あるにはあるが、大阪まで行かなくてはいけないし、麻酔をかければMRIをとったりも出来るけど、この子は年だからできないのであれば、行ってもしかたがない。
たとえ行って、今よりも詳しく検査して見て、病気が見つかったとしても、その後どうするかですよね?治療するには手術など必要かもしれない。
それが出来ないなら、知っても一緒かもしれませんよ。
それに、塊も触った感じでは肉に癒着していないみたいだから悪性の腫瘍とは違うと思いますよ。

と言われ、でも私はみーちゃんの体の中で、何が起こっているのか知りたい気持ちでいっぱいでした。

そこで、近くでもっといい病院はないかと思っていた所、すぐ近所にいい病院があると聞き、つれていってみました。

そちらも主治医と同じく個人病院で、先生が1人の病院でしたが遠くからも患者さんが来ていて、人気の病院でした。


これまでの検査結果を見て、こちらでも主治医の先生と同じことを言われました。
麻酔をしたくないと言う以上、これ以上の検査は出来ないと。

納得がいったわけではありませんでしたが、2軒目でも同じだったらどこに行っても一緒かなと思いました。


それから2007年、友達が紹介してくれた病院もありましたが、病院は近くがいいのに、自宅から遠かったこと、大阪の病院にもやはり検査に連れて行こうかとも思いましたが、ここ最近はワクチンを打つと気分が悪いことがつづきましたので、ワクチンも打っていない状態で、あちこち連れて行くと、病気をもらって、そっちの方が命取りになるんじゃないかと思い、足踏み状態で、結局2007年は一度も検査に行っていませんでした。

2007年は、検査は一度も行わなかったものの、病院には何度か行っていました。

持病の歯肉炎が悪化し、ほっぺたが膨らんで、そこから膿が出るという状態で何度か病院に連れて行っていました。

この時も、主治医は脱水や肝臓疾患については心配ないでしょうと言われ、こちらが休みの時に、もう一軒のほうにも連れて行ってみた事がありました。

その時くらいから、しきりに今後はうちで診療するのか、元に戻るのかと聞かれていました。

私は、カルテもあるし、同じような診断をされるだろうと思ったので、主治医の病院に戻ると言っていました。

何度か病院には行ったものの、血液検査はしませんでした。

もしこの時検査をしていれば・・・
病院を変えていれば・・・



今年に入って、みーちゃんが倒れた際に検査した結果です。倒れてから亡くなるまで、みーちゃんは主治医の先生がお休みだったため、もう一軒たまに診てもらっていた病院で診てもらいました。
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GPTはかなり上がっていますが、GOT,ALPは1年前より下がっています。

ただ、脱水症状はかなりわるかったので、倒れた直接の原因は脱水が原因だと言われました。

慢性的な肝炎による老化、老衰による重度の脱水による痙攣。
酸素吸入と点滴で処置をし、帰る頃には元に戻ったかのようだったのです。


それから2日目の検査結果です。
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血液関係の結果は下がってきているものの、重度の胃潰瘍ができているとのこと。
血が混じった嘔吐、免疫力低下による鼻水、熱で肺炎になりかけているとの診断でした。

人間でも体力が低下すると、肺炎でなくなる方もいるので、動物も一緒です。


最後は、みーちゃんは胃潰瘍ができていたのでしょう。とても痛そうに苦しんでいました。
口からは胃液と一緒に血を吐いていました。
呼吸も鼻が詰まって充分にできず、1分間に120もの呼吸をしていました。


もしも私がちゃんとしていたら・・・
肝臓の数値が高い時に、もっと徹底的に調べていたら・・・と思います。


今になって思うと、何軒か大きな病院に行ってみていたら、もうちょっと違う内容の血液検査もあっただろうし、エコー検査ぐらいはできたはず。

重度の脱水症状だと言うのは、最初の方の検査で分かっていたのだから、その時に脱水への対処を点滴なりでしてもらいたかった。
病院の先生の言うことに疑問を持ちながらも、2軒行っただけであきらめていた私がバカでした。

飼い主として、食事の量、顔つき、体重など注意して見てあげることが不可欠だったし、老猫は部屋の温度にも気を配ってあげることが必要だったのに、一軒家に引っ越したばかりで、電気代がどれだけ上がるかとかばかり気にしていて、みーちゃんへの配慮が欠けていた。

正直、去年は自分の用事を優先して、みーちゃんを気遣ってやれなかったと思います。
引越しも、まだみーちゃんが元気なうちに引越ししよう、その方がどうせ引っ越すならいいと思ったのに、みーちゃんは見た目は元気でも体はかなりしんどかったのだと思います。
引越しも、すぐに慣れてくれたようにみえたのも、私が馬鹿だったのでしょう。
人知れずストレスを抱えていたのかもしれません。

猫はかなり我慢強い動物だそうです。
倒れたり、食事ができなくなった時では、かなり病気が進行しているそうです。

病院選びも大事です。

普段、食事を買ったりワクチンを打ったりするのは近くの個人病院でもいいでしょうが、健康診断や検査等は大きな病院、先生が何人もいて、夜間も診療してくれる所、検査や手術に幅広く対応してくれる所、そして尚且つ家から近い所。
発作を起こして連れて行く場合、近くでないと手遅れの可能性もあるからです。


せめてセカンドオピニオン的に使っていた、倒れてから亡くなるまでの病院にずっと診てもらっていたら・・・
倒れた時、脱水がひどいと言われ、点滴で幾分か回復していたのですから、もしも最初からこちらに診てもらっていたら、点滴などの処置が迅速になされていたのではないか。

脱水の恐ろしさ、この状態だとこうなって行くと言う説明を受けていれば、もっと真摯に治療に取り組んでいたのではないか。
切迫した状況とは説明を受けていなかったため、大丈夫だろうと思ってしまったこと。

全て責任は私にある。選択ミスも私のせい。とても悔しいです。


肝臓病で苦しんでいる猫ちゃん。
脱水症状で苦しんでいる猫ちゃん。
老猫ゆえに検査も治療もままならないと思っている飼い主さん。

そんな方々にこの記事が見つけてもらえますように。

動物も早期発見、早期治療なのです。

病院も一軒に決めてしまう必要はないのです。
物を言えない動物だからこそ、おかしいと思った時にはたくさんの先生に診てもらうことも必要かもしれません。

特に老猫を飼っている皆さん、部屋の温度は20度から25度に保たれていますか?
少しでも食事を残していませんか?
定期的に体重を測っていますか?
息が荒く感じませんか?

少しでも何かいつもと違うと感じたら、自己判断せずにすぐに病院に連れて行ってあげてください。

定期的に健康診断に連れて行ってあげてください。


みーちゃんの分まで長生きさせて上げてください。
一緒の時間を悔いなく過ごしてください。
精一杯愛してあげられたと思えるように・・・・・。
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by posy-bouquet | 2008-02-13 14:26


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