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小さなお花屋さんから

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2008年 02月 06日

みーちゃんありがとう

みーちゃんは2月4日月曜日AM8:45に天国へと旅立って行きました。

最期はとても苦しみました。酸素ルームの中にいるみーちゃんは、動けなくて苦しいのか、体制が変えられなくて足がしびれていたのか、体制を変えようとしてはごろんとなって。

自分で上半身を起こせる時には介助して上げられたけど、それも出来なくなってからはどうすればいいのかわからず、次に病院に行くまではとにかく酸素ルームの中に。と思ったので、最後に充分抱っこしてあげることも、甘えさせてあげることもできなかった。

心の準備が出来てなかった私は、みーちゃんに良くなって欲しかった。
だから、病院に行くまでは酸素ルームに入っていてもらって、治療を続けたかった。みーちゃんがこれで死んじゃうなんて思えなかったから。
あくまでも介護生活の始まりだと受け止めていたから。

痛かったのだろう。もがいたり手を伸ばしたりしている時、みーちゃんの顔をのぞきこむと涙が出ていた。

そんなみーちゃんに私は「みーちゃん、もうちょっとで病院よ!がんばって!がんばって!」と言い続けてしまった。

充分がんばっていたのに。

きっとがんばって欲しかったのは私のエゴだろう。


もっと早くに看取ってあげる決意をしていれば、みーちゃんを酸素ルームから出して、腕の中でお別れが出来たのかもしれない。


でもその時私は、まだ受け止めることが出来なかった。
きっと他人から見たら瀕死の状態だったのだろうが、私は万分の1でも生きて欲しかったし、助かって欲しかった。だから酸素ルームに入れたままにしてしまった。

何度かみーちゃんは入り口をかきかきして、出して欲しそうにした。

でも私は自分の手を入れてなぜるだけで、出ることは許さなかった。


あの時に出してあげていたらと思う。

いやその前に、何でもっと早く具合が悪いのに気がついてあげられなかったのか。

もっと前に、大きな病院で診察を受けていたらこんなことにはならなかったのではないか。

肝臓の数値を気にしていたのに、何もしなかった私のせいだ。

私のせいでみーちゃんは死んだ。

何よりも優先にしなければいけなかったのに。

みーちゃんがいなければ何も欲しい物もない。
何もしたいこともない。
なんで自分はまだここに存在しているのだろう。

とにかくごめんなさい。
みーちゃんごめんなさい。

わたしが身代わりになりたかった。
神様がどうしてもだれか、連れて行かなければいけないのだったら私にしてほしかった。

みーちゃんは何も悪いことしてないのに。

もっともっと甘えたかったろう。
もっともっとおいしい物を食べたかっただろう。


本当にごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。


これからどうしたらいいのだろう。

もう私には欲というものがない。

ただ一つ、みーちゃんに会いたい、抱きしめたいだけ。

出会って17年。

一緒に暮らして15年だった。

結婚して、奈良で一緒に暮らして丸10年だった。

その間、みーちゃんは色んな役割をしてくれた。

娘であったり、お母さん、姉妹、友達など本当に色んな立場でずっととなりにいてくれたのに。


またみーちゃんに会えるだろうか。

こんな私の所に帰ってきてくれるだろうか。

探し出すから、見つけて欲しい。

by posy-bouquet | 2008-02-06 15:35


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